月組『風と共に去りぬ』
【2014年1月25日(土)12:00 梅田芸術劇場メインホール】
たぶんバトラーが轟さんではなかったら再び行くことはなかったかもしれない「風と共に去りぬ」。真咲さんが思いのほかスカーレットにぴったりで、あざとすぎて、でもかわいくて、あぁもうスカーレットで、でもやっぱり轟さんバトラーの懐の中だからこそいきいきと生かされていて、轟さんバトラーだからありえたスカーレットなんだなと改めて思いました。
スカーレットは美貌武器のあざとさがあるけど、一番素直に生きていて、ただ肝心な自分には何も気づいてないというか、最後のセリフにもあるように自分作り上げた理想を愛で、結局自分自身も理想で作った仮想というか嘘ではないけれど本当でもない。Wスカーレットのおかげで自分と向き合っているようにもみえるけど、実は向き合っていることも向き合えているという仮想なのかも。自分で置き換えれば自問自答して自身の表と裏をみているつもりだけど、あくまでもつもりでしかないみたいな。
でも誰しもスカーレットのような内面はもっていて、だからこそそんなスカーレットが気に入らなくて。そしてそんなスカーレットもメラニーを好かないのはスカーレット自身もメラニーのような内面があるからなのではないかとも思えました。
バトラーがいう「スカーレット、君はこどもなんだよ」ってことか、なんかね、「私もこどもじゃ~ん!!」って、なんでだろう、なんかスカーレットとかぶる面もあるのかそう思ってしまいました。
(あ、原作は一切知りませんw)
あ~!そして優ひかる!二度目の観劇で慣れが生じたのか、目に入る入る(笑)しかも前回気づいていなかったセリフが!アトランタ~♪アトランタ~♪優くんロックオン!パレードは轟さんの背後でバッチリ三者(轟・真咲・優)ロックオンできる位置に!でかした!!(笑)
今回の公演はおいしいところたくさんでした♪
そして、はいはい、買いましたよ、公演プログラム♪
轟さん初観劇・感激祝いに☆ 稽古場の轟さんと真咲さんが素敵☆
こちらは観劇前に立ち寄った梅田駅。
梅田にきてもほとんど芸術劇場ばかりだったので地理感覚がほとんどなかったのですが、今回大阪駅と梅田駅に足をはこんでみました。実はちょっと忘れかけていたけど、梅田駅は宝塚まつり♪ なんかこんな身近に宝塚がある生活っていいな。山梨は小林一三さんのふるさとだから全く何もないわけではないけれど、一三氏は挙げられても宝塚が大々的に取り上げられることはないですからね。
それにしても、一人で行って人混みの中写真撮るってなんとなく勇気がいるんですけど...(笑)まだまだ甘ちゃんなファンです。