燕岳

どうしても友人らにアルプスの景色を見せてあげたくて・・・計画してみました「北アルプス燕岳登山」。

なぜ燕岳なのか。

登山ブーム。北アルプスデビューといえば各雑誌に名があがる燕岳。個人的にそういったのりが好きではない私もやはり一度は燕岳に行ってみたい。そして際立っていい山小屋だとか興味はないのですが、友人らにとっては山小屋も重要素で、それこそ山小屋も燕山荘は大人気。それで友人らを釣ったといえば釣ったわけですが・・・。

久しぶりに前もって登山計画をたてました。かなり余裕を持った計画。

しかし、いざその日が来ると、、、あいにくの雨。

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登り始めたんですがね、第二ベンチを過ぎたところで引き返しました。

私たち意外は誰一人として引き返すような方は見受けられませんでしたが、そもそも雨で引き返すような人は、この時点で登り始めていないでしょうね(笑)

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正直、最終的にそれが良かったのかどうか、「たら」「れば」をずっと頭の中で考えています。おそらく燕山荘まではなんなく行けただろうとは思うのです。そんな思いがおそらく「なぜ引き返したのか」につながると思うのですが、それは歩きながらも考えていて、もしこのまま燕山荘に行ってしまったら逆に友人らはもう行かなくなるのではないか、悪天候の中行く利点があるのか、でもここで行かなければ予定を合わすことも難しいし今後行く機会も失ってしまうのではないか・・・etc・・・いらんことまで考えてしまったかな。肝心要は雨の山歩きに慣れていないことが心配要因となり、最終的にそう決断したわけですが、判断力って難しいなと思いました。

私一人だったらどうとでもなる、友人らもどうとでもなったかもしれませんが、嫌な思いだけはさせたくなかったのが一番かもしれません。ただ今回実感したのは、ゆっくりペースで無理なく上がって行けば、同じペースで体力的にも気持ち的にも楽に登って行けるということ。それはわかってはいることであっても、なかなか実行できずにいることの方が多い気がします。

また雨の中の行動を短縮したい気持ちはあっても、むやみに歩いて過度な発汗を促すのも良くないのかな。基本的に私自身が普段から汗冷えを気にする人なので、余計にそう感じたのもあるかもしれませんが・・・。ま、今どきは良い製品があるのでインナーの組み合わせしだいなところもあるかもしれませんけどね。

今回は久々にダメ出しをくらったような山歩きでしたが、おかげさまで色々体感した部分も大きかったです。

結果的に今まで以上にいろんな山、四季折々いろんな表情の山を歩きたくなりました。

(まだ完読はしていないけど『孤高の人』の影響もあるのかな~)

<ヤマレコ>

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-708159.html